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XM26-0262 / 彩色 · 単体

宝冠の持枝

観像メモ

観る人の視点による文章です ・ 購入者の評価や実体験の記録ではありません

これは彩色の、宝冠を戴く菩薩立像である。菩薩は高い髻を結い、冠巾の中央には紅い宝玉が嵌る。金色の顔は目を伏せて微笑み、深い藍色で黒に近い長い衣をまとい、衣の縁には青緑に金を引いた唐草文様が巡り、胸には蓮文の帯、瓔珞の珠が腹の前まで垂れる。片手は肩の脇で細い葉を垂らした金の枝をそっと摘み、もう一方は腹の前で小さな金色の瓢形の瓶を托す。衣紋は層をなして垂れ、裾は波の襞に収まり、両足は赤と金の大きな蓮台の上に立つ。深い衣と金色の顔、丹念な縁取りが映り合い、華やかさの中に静けさがある。仏龕に祀るにも広間に据えるにもよく、近づくほど文様の丁寧さが見えてくる一体である。

展示会にて撮影・選定した品。注文に際しては、在庫状況および納期の確認が必要。

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作品名は画面を説明するもので、正式な尊名は確認中です。説明中の場景の比喩は鑑賞の雰囲気のためのもので、作品の来歴を示すものではありません。ご注文前に実物の画像でさらにご確認ください。展示画像は実物の確認に代わるものではありません。

宝冠の持枝