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XM26-0251 / 彩色 · 単体

波を踏む自在

観像メモ

観る人の視点による文章です ・ 購入者の評価や実体験の記録ではありません

伸びやかな姿勢の彩絵の自在坐菩薩で、同組の中で最もくつろいだ一体です。顔と胸・腕は暖かな金色で、頭には複雑な金の宝冠を戴き、冠の中心には小さな坐像が嵌っています。右手は細長い柳の枝を摘み、葉は軽く舞い、左手は膝の前でそっと印を結んでいます。青緑の外衣は濃色の内着を覆い、腰には橙の帯がゆるく結ばれ、赤褐色の長裙が脚の上に幾重にも重なり、衣帯と長いリボンが風の定まらぬまま身を巡ります。坐り方は一方の膝を立て、一方の足を垂らして小さな橙色の蓮を軽く踏んでいます。台座は蓮台ではなく、巻き上がる水の波で、白い泡が重なり、波間には赤い蓮が半ば開いています。金色の顔、青い衣、赤い裙、橙の帯が重なりながらも乱れず、自在で安らかです。居間や玄関の一角に置けば、眺めるだけで水の音が聞こえるようです。

展示会にて撮影・選定した品。注文に際しては、在庫状況および納期の確認が必要。

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作品名は画面を説明するもので、正式な尊名は確認中です。説明中の場景の比喩は鑑賞の雰囲気のためのもので、作品の来歴を示すものではありません。ご注文前に実物の画像でさらにご確認ください。展示画像は実物の確認に代わるものではありません。

波を踏む自在