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XM26-0162 / 彩色 · 単体

月輪の多臂

観像メモ

観る人の視点による文章です ・ 購入者の評価や実体験の記録ではありません

これは彩色された、月輪を背にした多臂菩薩の坐像です。主尊は高く掲げられた金の大蓮台の上に結跏趺坐し、正手は胸前で合掌し、余の腕は背後から層をなして広がり、宝剣・法具・小壺・宝盤をそれぞれに持ち、扇のように環列します。華やかな冠を戴き、青緑の薄紗と朱紅の衣帯をまとい、瓔珞の珠が胸前と膝元に満ちて垂れます。背後には巨大な淡色の月輪が画面いっぱいに広がり、細やかな放射紋が中心から波紋のように開き、外周を橙赤の炎の輪が巡って、頂では炎が尖って収まります。蓮台の下は波が巻き、長い茎が蓮台を托し上げ、両側には橙衣の随侍が一尊ずつ立ち、一方は如意を持ち、一方は物を捧げて立ちます。台座の雲水の間には初々しい蓮の蕾が点ります。清らかな月輪と熾んな炎、一静一動が引き立て合う構成で、仏堂での供養にふさわしく、空間の華やかだが騒がしくない主景としても映えます。

展示会にて撮影・選定した品。注文に際しては、在庫状況および納期の確認が必要。

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作品名は画面を説明するもので、正式な尊名は確認中です。説明中の場景の比喩は鑑賞の雰囲気のためのもので、作品の来歴を示すものではありません。ご注文前に実物の画像でさらにご確認ください。展示画像は実物の確認に代わるものではありません。

月輪の多臂